32チャンネルのライブレコーディング2時間30分。回線表はこんなでした。

レコーディングエンジニアのパンジー関です。
 
 
先日都内某ライブハウスで、ライブレコーディングをしました。
(ライブレコーディングは、いわゆるライン録りとはまったく違います!)
ドラムやギターなどに向けられたすべてのマイクの音を、すべてパラのまま録音してしまいます。
そして素材を自宅スタジオへ持ち帰り、ミックス・マスタリングします。
 
 
今までの最大チャンネル数が26チャンネルでした。
今回はそれを上回る、32チャンネル。
僕の持っている機材で録れる最大チャンネル数です。MAXです。
その回線表がこちら。
 
 

回線表
チャンネル マイク
1 Audience SR
2 Audience SL
3 Over Head-L
4 Over Head-R
5 Ride
6 F.Tom-1 (16″)
7 F.Tom-2 (14″)
8 T.Tom-1 (12″)
9 T.Tom-2 (8″)
10 Hi Hat
11 SN Top
12 SE L
13 Kick IN
14 Kick OUT
15 Bass Line
16 Bass Mic
17 SR Gtr-1
18 SR Gtr-2
19 SL Gtr-1
20 SL Gtr-2
21 同期_Synth-L
22 同期_Synth-R
23 同期_cho
24 SE R
25 AG Center
26 AG SL
27 Cho~ドラム~
28 Cho~ベース~
29 Cho~ギター~
30 Vocal
31 Spare/ANA
32 Wind Chime

 
 
いや~、32チャンネルはさすがに多い。
回線のつなぎ間違えが起こってしまわないかが心配でした。
けどすごくしっかりしたライブハウスで、すべての回線がきちんとつながれているかを1回線1回線ずつ確認取ってくれたので、間違いはありませんでした。
 
最後の心配が、パソコンが途中で止まってしまわないか。
パソコンはとにかく途中で止まってしまう心配が常にあります。
 
この32チャンネル録った現場でも、ビデオの撮影で入っていた会社の人と話をしたら、以前録音で止まってしまう現場があったそうです。
ひとつのライブで、5回か6回くらいパソコンが止まってしまい、なんと大事な曲はもう一度演奏しなおしたそうです。(そんなのありか!)
僕も昔、初めてライブレコーディングしたとき、パソコンが止まってしまうトラブルが発生しました。
偶然にも公開NGの曲のところで止まっていて事なきを得たのですが、パソコンのフリーズがとにかく怖い!
 
その経験からパソコンを色々整備しました。
ハードディスクはSSDにして、Cubaseが入っているハードディスクとデータを保存するハードディスクは別にしました。
そうして長時間のテストを何度も繰り返して、今はもうまずノートラブルです。
 
それでも今回の現場は不安がありました。
何せ2時間以上の32チャンネル同時録音です。
ケーブルに足を引っ掛けて、パソコンが机から落ちたりして止まるなんて可能性も十分あります。
ありとあらゆる可能性に注意しながらライブが始まり、アンコールも含めて全部で2時間30分。
ノートラブルで全て録音できました!
 
あー良かった。
しかしライブレコーディングはデータ量がハンパ無い!
なんと全部で51ギガ。
 
 
これはいつまでもPC内に置いておけないですぜ。
即刻ミックス仕上げてしまわねば!
 
 
 
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映像と合わせれば、ライブDVDが作れます。
 
しかもまともなライブレコーディングをしているバンドはものすごく少ないです。
というか全然いないです。
CDの売り上げよりもライブでの収益が重視される今の時代、ライブレコーディングの価値は非常に高いです。
 
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