レコーディングでは、すべてが逆になる。

「レコーディングでは、すべてが逆になる」

これは、ロックのエンジニアリングを作り上げたと言っても過言ではない、アメリカのエンジニアのボブクリア・マウンテンの言葉です。
 
すべてが逆になるとはいったいどういうことか?
 
 
言葉どおりです。
本当にすべてが逆になるんです。
 
ドラムを激しく叩けば激しくならない。
ギターアンプのボリウムをめちゃめちゃ上げれば、音が細くなる。
楽しく歌えば感情の乗らないVoになる。
 
 
色々アドバイスはあるんですけど、レコーディングの現場ではもう言えないんです。
だって、プレイに影響が出るじゃないですか。
中には練習が必要なこともあります。
 
言ってその場でできてプレイに影響の無い事はいくらでも言えますが、プレイに影響が出そうなことは言えません。
そして、レコーディングが終わった後も言えません。
「先に言ってよ」ってなるじゃないですか。
 
 
ひとつ例を出します。
 
激しいドラムを叩こうとすると、シンバルをシャンシャン鳴らしまくります。
ライブではこれでめっちゃ激しくなった感じになります。
見た目も派手になります。
叩いている本人も、激しくなっている感じがします。

レコーディングではどうなるのか?
シンバルをあまりシャンシャン鳴らしていると、全然激しくならないんです。
 
 
Why???
 
 
シンバルが鳴り響いている中では、スネアが濁るんです。
そりゃあそうです。
あっちの音が鳴っている間にこっちの音を鳴らすんです。
そりゃあ濁ります。
本当の意味で激しいドラムを収録しようとしたら、シンバルに頼らないドラミングが必要です。

これは、現場でRecボタンを押す直前にはもう言えません。
間違いなくプレイに影響を及ぼします。
 
 
でも気づいたんです。
このブログでなら書ける!
むしろ書いた方がいい!
僕も言いたいけど言えなかった事を吐き出せる。わーい!
 
 
というわけで、今後このブログでは、レコーディングならではの注意点なども色々書いていきたいと思います。
 
 
 

 
 
 


 
 
 
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