全盲のシンガーソングライター大嶋潤子さんとの出会いはレコーディング。どうしてもこのピアノで録って欲しいとのご希望でお声かけいただきました。

レコーディングエンジニアのパンジー関です。
 
 
先日のエリーゼ音楽祭で、オーディエンス一位、金賞受賞、エリーゼ大賞受賞と賞を総なめにした、シンガーソングライターの大嶋潤子さん。
大嶋さんとの出会いはレコーディングでした。
 
大嶋さんは以前からエリーゼ音楽祭を目標にしていらっしゃいました。
というのも、このコンクールでの金賞を目指す姿を撮ったドキュメンタリー映画を、現在進行形で製作中なんです!
そしてそのドキュメンタリー映画のメインテーマの曲が、「回想録」というピアノ曲。
 
 
この「回想録」は大嶋さんの先生の福田修さんの自作曲です。
大嶋さんは福田さんが演奏する「回想録」を聞いて、まるで大嶋さんの人生を表しているかのようだと感動して涙を流したそうです。
それでこの「回想録」は、大嶋さんにプレゼントされることになりました。
 
そんないきさつがあり、この曲がドキュメンタリー映画のメインテーマ曲になったのです。
そしてその「回想録」のレコーディングのご依頼をいただいたのが、大嶋さんと僕との出会いでした。
 
 
今思い返しても嬉しい限りです!
ピアノのレコーディングスタジオはいくつもあるのですが、演奏される福田さんがお気に入りのピアノがあった場所が、都内のリハーサルスタジオだったんです。
どうしてもそのピアノで録りたいということで大嶋さんがあれこれ探し、出張レコーディングと謳っていたいたうち(江古田アコースティックレコーディング)に連絡をいただけたのです。
 
 
レコーディング当日。
福田先生お気に入りのピアノは、確かに状態が素晴らしかったです。
 
今まで何度もピアノは録ってきましたが、状態の良くないピアノは結構ありました。
「調律してます」というので安心して行ってみたら全然ダメだったこともあります。
 
福田先生のご気に入りのピアノがある部屋は、わりかし(というかめっちゃ)狭い部屋でした。
上のフタは閉じていたいとの事。
 

 
ピアノを演奏される方でしたらよく分かると思います。
鍵盤の材質ですとか、音の返り、フタが開いているのと閉まっているのと、等々細かい条件で、聞こえ方が違ってくる。
聞こえ方が違うと当然演奏も違ってくる。
 
それほど繊細なんです。
それだからこそ、どうしてもそのピアノが良かったとおっしゃる福田先生のお気持ちは、音楽家であれば当然かもしれません。
 
そうしてレコーディングした音源がコチラです。
 

 
 
映像は大嶋さんのイメージ、海の夜明けの映像です。
暗闇に光が射す様子が、たしかに曲に合っています!
 
 
この曲が、ドキュメンターリ映画のメインテーマ曲です。
完成が楽しみです!
 
そして大嶋潤子さんは、2020年パラリンピックの開会式での歌唱を目指していらっしゃいます!
エリーゼ音楽祭でも狙い通り金賞を獲った大嶋さん、本当にパラリンピックの舞台に立つ予感がしてなりません!
全力で応援していきたいと思います!
 
 
良いピアノというよりは、自分と相性の合うピアノは、どこにあるか分かりません。
そしてピアノは容易に移動はできません。
そのピアノが良ければ、そのピアノのところへ行くしかないです。
 
どうしてもこのピアノで録って欲しいという要望がありましたら、ぜひ江古田アコースティックレコーディングにご依頼ください。
録りに行きます!
料金等詳細はコチラです。
スタジオレコーディング[クラシック等小編成]
 
 
 
 
 
 
 

レコーディングエンジニア パンジー関の自己紹介動画です。

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