こんにちは、レコーディングエンジニアのパンジー関です。
カフェでのライブをハンディレコーダで録音してきました。
場所は、ぽえむ狛江南口店。
⇒店長モーリーさんのブログ
ぽえむでは、毎月アコースティックライブをしています。
その名も「放課後アコースティックライブ」
今回でVol.10になります。
出演は
Engawa Teatime
http://engawateatime.wix.com/engawateatime
ぼっし withメグミン
http://bossi95.tumblr.com
普段は完全アンプラグドなのですが、この日はEngawa TeatimeさんがPA機材を持ち込んでのライブになりました。
使ったハンディレコーダは、TASCAM DR-44WL。
これ、実は試供品なんです。
以前TASCAMのメーカーの方にお会いしたことがありまして、使ってぜひレビュー書いてくださいとのことで、お預かりしているものなのです。
いや~便利です。
何が便利かって、wi-fi経由で遠隔操作ができちゃうんです。
写真に写しましたが、iphoneに専用アプリを入れて操作できちゃいます。
主に使う遠隔操作の機能は、録音のスタートとストップ。あと録音レベルの調節ができるのが本当にありがたいです。
何分録音しているかと、あと本体の電池残量が分かるのも安心です。
音が割れてないかも常にチェックできます。
何かでiphoneのアプリがフリーズしたり落ちたりしても、本体の録音が止まったりすることは無いので安心です。
ついでに書きますが、全部で4ch録音できます。
頭のマイクでステレオ録音ができて、
これに加えてマイクをもう2本挿せます。
ななななんとファンタム電源を送ることもできるので、コンデンサーマイクもいける!!
大変ありがたい。
ハンディレコーダ自体は離れたところでオフ気味にとり、別途マイクを1本だけアーティストさんの近くに置く、といった使い方ができます。
重宝します。
(ついで話おわり)
で、ぽえむで録る時は、お客さんのイスが並んでしまい、途中でハンディレコーダのところへ行くことができません。
しかしwi-fiがあるので、離れていてもだいじょうV。
遠隔操作の恩恵をフルに受けております。
今回ハンディレコーダを置いた場所は、上の柱の上。
拡大!
場所は色々検討しましたが、ここがベストでした。
イメージ的には、ホールの吊りマイクの位置という感じです。
一度置いてしまったら、後から本体を直接操作しに行けないのは写真でよく分かると思います。
放課後アコースティックライブでは、別途映像屋さんも入ってます。
録った音は後で映像と合わせる予定なので、48kHzの24bitで録音しました。
でき上ったらYouTubeにアップされるはずです。
ぽえむのYouTubeチャンネルはコチラ
肝心のアーティストさん。
最初に出演したのは、ぼっしさん。
いつもは一人で弾き語りなんだそうですが、この日はパーカッションのメグミンさんと一緒の出演で、ぼっしwithメグミンという形でのライブでした。
ほんわか曲で癒されます。
女の子目線の曲ですね。
ちなみにドラマーでもあるわたくしパンジー関としては、メグミンさんのパーカッションがヤバかったです。
ボンゴを叩く手つきがどうも怪しい。。。笑
なんだあれは。
後で聞いてみたら、やっぱり普通のボンゴの叩き方じゃなかったです。
タブラの叩き方の要素をプラスして、皮の上に手を滑らせてピッチを調整しつつ叩くという独特のスタイル。
あんなの初めて見ましたよ。
お次の出演が、Engawa Teatimeさん。
ご夫婦のユニットです。
奥さんの歌めっちゃうまい!
そしてトークもめっちゃ面白い!
旦那さんのギターは圧巻でした。
単なるストロークでこんなにも表現が付けられるんだと衝撃を受けました。
ストロークの速さを微妙に調整しつつグルーブを作り出してました。
太い方の弦と細い方の弦のピッキングの強さを絶妙に調整してました。
ピッキングする位置も、ホールの上あたりだったり、フレットの上の方でストロークしたりと縦横無尽。
後でお聞きしましたが、やっぱりこれらは意図的に調整していらっしゃいました。
ちゃんと曲に対する効果といものを狙って調整していらっしゃって、その効果が素晴らしく発揮されてました。
ダイナミクスがすごいんです。
アコギ1本なのに、オーケストラか!と思ってしまいました。
それくらいすごかったです。
最後の最後は、ぼっしwithメグミンさんと、Engawa Teatimeさんと、なんとぽえむの店長のモーリーさんも加わってのセッション!
楽しい夜になりました。
ありがとうございます。
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