オンラインマスタリング

オンラインマスタリングします。

料金: 1,500円 / 1曲

【 DDP納品可能 】

下記フォームよりお申し込みください。
すべての工程をオンライン上で完結することもできます。
電話での細かい打ち合わせも可能です。

楽曲データは、ファイル転送サービスやクラウドサービス等でやり取り致します。
ギガファイル便・ファイヤーストレージ等でファイルをアップしていただき、アップされた場所のURLを下記フォームにコピー&ペーストしてください。
アップのやり方が分からない場合はご相談ください♪


マスタリングって何するの?

マスタリングとは、音源製作の最終工程です。(※ちょっと語弊がある表現ですが、おおむね合ってます)
出来上がった楽曲を、適正な音圧となるよう調整してあげます。
その際基本的には音質は変えずに適正な音圧になるよう調整しますが、ここで音質を変える事もできます。

特に複数曲を収録するアルバムを作る場合、曲と曲のつながりがスムーズになる様調整し、アルバム全体でひとつの作品としてまとまる様にしてあげます。

ん~、分かったような分からないような、といったところでしょうか。
よく、ミックスとマスタリングは何が違うの?と聞かれます。


「ミックス」と「マスタリング」の違いは何?

言葉で説明するよりも、まずは実際どんな事をしているのか、作業画面を見てみましょう。

まずはミックスの画面です。

20160606_マスタリングページ_ミックス画面

横の波形のトラックは、各楽器のトラックです。
各楽器のトラックが縦に並んでいます。
ミックスでは、各楽器の音を調整して、1曲を作ります。

次にマスタリングの画面です。

20160606_マスタリングページ_マスタリング画面

出来上がった2ミックス(ステレオ)の曲が横に並んでいます。

ミックスでは各楽器の音を編集して1つの曲を作るのに対して、マスタリングでは複数の曲を編集して、1枚のアルバムを作ります。

ミックスでは楽器と楽器のバランスを調整します。
マスタリングでは曲と曲のバランスを調整します。


ミックスは表現的な要素が強いのに対して、マスタリングは事務的な要素が強いです。

曲順を間違わずに並べることも大切なマスタリングの仕事です。(←地味!だけど大事!)
曲間の調整(ひとつの曲が終わって、次の曲が流れるまで何秒空白を作るかなど)もします。
CD-TEXTという、曲の情報を埋め込んだりもします。
販売用に、ISRCコードも埋め込みます。(結構事務的でしょ?)

その上で、曲に合う音の大きさになるまで音圧を上げます。
1つの曲をどんな音にするかは、ミックスの段階で調整する事です。
そうして調整された曲が複数集まって、アルバム全体でひとつの作品にする際、収録される曲と曲に統一感が出るように各曲の音質を整えます。

これで、アルバムという作品の音質が決まりました。

さて、ここからアルバムを書き出します。
プレスする場合は、書き出し方は2種類あります。

CD-Rの原盤に焼く方法と、あとはDDPというファイルで書き出す方法です。

CD-Rはとても分かりやすいです。
普通にCD-Rに焼いてあげるわけです。
CDプレイヤーで再生できます。

プレス業者に納品する場合、エラーが起きることを考えて、通常同じ内容のCD-Rを2枚入稿します。
入稿するとアーティストのところにバックアップが残らなくなってしまうので、アーティストの手元に残す用にももう1枚焼きます。

なので、計3枚同じCD-Rを作ります。

プレス業者への入稿はCD-Rではなく、DDPというファイルでの入稿も可能です。
データなので物理的に書き出したりせずに、パソコン上でデータのやり取りでの入稿が可能です。
便利と言えばすごく便利です。

プレスしない場合には、配信等が考えられます。
そういった場合にはクライアント希望の音声ファイルの形式(waveやmp3等)にして各曲を書き出してあげます。

ここまででマスタリングの作業工程は終了です。

どうでしょう?
マスタリングとはどんな作業なのか、お分かりいただけましたでしょうか。


まとめ

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・ミックスは、各楽器のバランスを整えて、1曲を作るもの
・マスタリングは、各曲のバランスを整えて、アルバムを作るもの

今、音楽はほぼほぼデジタル再生されます。
デジタルでは規格が厳密に決まってます。

現代のリスナーのリスニング環境に合わせて、適正な形で音源をリリースしたいと思われた方は、是非ちゃんとしたマスタリングをすることをオススメします。

音源をリリースするということは、その音源が世界中の人に聞かれるということです。
未来までずっと残ります。
大事な作品であればこそ、しっかりとマスタリングをしましょう。