WAVESのバンドルTheアビーロードコレクションの総評。８個のうち４つは死ぬほど使えます。

こんにちは、 レコーディングエンジニアのパンジー関です。
 
 
WAVESのバンドル、theアビーロードコレクションのレビューです。
いや～、夏のセールで 勢いで買ってしまいました。笑
今回はざっくりと、バンドル 全体の総評です。
 
ズバリこのバンドルは買いなのかどうか。
はい、はっきり言って、 めちゃめちゃ買いだと思います。
こいつはいいです。
 
動画でも喋っているので、 併せてご覧ください。
 

 
各プラグインの細かい説明は、 メディアインテグレーションさんなどで詳しく紹介されているので、そちらをご覧ください。
このブログでは、 実際の使用感などをお伝えいたします。
 
このアビーロードコレクションは、 ８個のプラグインからなるバンドルです。
８個のうち、4つは本当に、死ぬほど使えます。
 
 
 
■Abbey Road Reverb Plates

プレートのリバーブです。
独特の質感がありますが、嫌な感じは全然しないです。
何気にプレートのリバーブは数が少ないので、 すごく重宝します。
 
 
 
■Reel ADT

声とかをダブリングする時に使うプラグインです。
めっちゃいい感じにダブリングできます。
 
 
 
■RS56 Passive Equalizer

パッシブイコライザーです。
きらびやかで、ブーストすると若干サチュレーションがかかったようになるところがすごく気持ちいいです。
 
 
 
■EMI TG12345 Channel Strip

コンソールのシュミレーターです。
なんといっても、 コンプレッサーの効きが最高すぎます。
僕はほとんどコンプレッサーとして使っています。
ドラムのバスにさすことが多いです。
 
 
この４つは、購入してからのミックスでは必ず使っています。
しかも積極的に使っています。
あ、Reel ADTに関しては、ダブリングが必要ない場合もあるので、使わないこともありますが。。。
けど、ダブリングをする時にはもうこいつで決まりです。
 
 
 
 
 
以下の3つは、 まだあんまり使ってないんです。
ただいずれもサチュレーションや 質を変えるものなので、 独特の質感を持つものはいくつあっても良いと思います。
 
 
■Abbey Road Vinyl

レコードで再生される時の音を再現するという、 超マニアックなプラグインです。
レコードの質感の再現は本当に見事なものです。
何気に 「レコードの音っぽくして」という要望はちょくちょくあるので 重宝しそうです。
 

 
 
■J37 Tape

見たまんま、 テープですね。
なかなか細かい設定ができます。
このテープ特有のアナログ感を付加することができます。
 
 
 
■REDD

コンソールのシュミレーターです。
レニークラヴィッツが所有するコンソールをシュミレートしたらしいですね。
これもアナログ感をバリバリ付加することができます。
 
 
 
 
 
そして最後。
 
■The King’s Microphones

イギリス王室で使われていたという3つのマイクのシュミレーターです。
これはね～
これはちょっとね～
これはプラグイン化しなくても良かったんじゃないかな～
 
はっきり言って使えません（笑
ん～、 使おうと思えば使えるのかな。
ラジオボイス的なね、 なんかそういうので使うのならアリかもしれません。
 
僕の感想としては、一般的なミックスで使えるという類のものではないと思います。
 
 
 
以上、 アビーロードコレクションバンドルの総評でした。
4つ
 
Abbey Road Reverb Plates
Reel ADT
RS56 Passive Equalizer
EMI TG12345 Channel Strip
 
は本当～に使えます。
この4つのためにバンドルを買ってもいいと思います。
 
ただ、 ま～全体的に重いです。
紹介の動画を撮ったんですが、この８個のプラグインを並べると、 なんかキャプチャーする動画がカクカクになってしまいました。
見た目はかっこよくていいんですけどね。
 
一応今のところの計画では、各プラグイン一個一個についてもレビューを書いていく予定です。
パワーがあれば。。。