【プラグインレビュー】Abbey Road Reverb Plates

レコーディングエンジニアのパンジー関です。
 
 
WAVESのアビーロードコレクションというバンドルに入っているプラグインを、ひとつひとつレビューしていくという企画をやっています。
今回はアビーロードプレート。
 
どんな音がするのかや、操作のつまみなどについては動画をアップしているので見てみてください。
 
 

 
 
まず、プレートリバーブは他のリバーブとちょっと違うんです。
プレートと、あとスリングリバーブもですね。
 
ChamberとかHallは、まあある意味同じなんです。
部屋の大きいか小さいかの違いで、実際の空間での音の響きをシュミレートしています。
そのためリバーブ音は、初期反射と残響の2種類の音で構成されています。
 
 
それに比べてプレートとスプリングリバーブは、空間を伝わる音の響きではないんです。
プレートリバーブはその名の通り鉄板を伝わる音のリバーブです。
スプリングリバーブは、金属のスプリングを伝わる音のリバーブです。
 
プレートとスプリングは空間を伝わる音ではないため、初期反射というものが無いのが特徴です。
 
プレートがよく使われるのはボーカルです。
ドラムに使うのもすごく効果的です。
ドラムは打楽器なので、Chamberなどにある初期反射が邪魔になる場合があります。
 
僕はドラムのリバーブは、chamberを使う場合には初期反射をゼロにしたりします。
スプリングリバーブはちょっと変化球的な効果ですが、プレートはよく使うリバーブです。
 
しかし、意外とプレート専門のリバーブは少ないんです。
そんな中、アビーロードスタジオのプレートがシュミレートされたこのリバーブは貴重ですね~。
僕はボーカルのリバーブには90パーセント以上使っています。
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

レコーディングエンジニア パンジー関の自己紹介動画です。

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