「新時代ミュージックビジネス最終講義」を読んで。500人のキャパの箱を埋める計画を立てる。

こんにちは、レコーディングエンジニアのパンジー関です。
 
 
バンド、シンガーソングライター、クラシック、その他自身で音楽を発信しているミュージシャンは、どうしたら売れるんだろうか。
その具体的な方法を見つけるべく、本で勉強してみようという企画です。
 
1冊目は、「ミュージシャンが知っておくべきマネジメントの実務 答えはマネジメント現場にある!」
今回読んだのは2冊目、「新時代ミュージックビジネス最終講義」
 
この2冊、両方とも現役の音楽プロデューサー山口哲一さんによる本でした。
ちなみにまとめて買った10冊の中に、山口哲一さんの本は3冊もありました!ビックリ
 
さて、この黄色い表紙の「新時代ミュージックビジネス最終講義」です。
内容がめちゃめちゃ濃い。
そしてものすごくよく整理されています。
日本の音楽業界で活躍している山口さんが、世界の音楽事情の変化を目の当たりにして感じる危機感が書かれています。(当たってるかな??)
 
 
本の内容は、漠然とみ~んなが思っている事についてです。
 
 日本の音楽業界は時代遅れになってる。
 今の時代に合ったシステムに変わっていかないと生き残れない。
 
うん。
なーんかみんな漠然とそう思ってます。
そして、この本はその通りだと言っています。
ページをめくると、その話が、漠然とではなく、具体的に書かれています。
 
しかも、海外の事情と比較しつつ書かれていて、文化比較としても面白い。
日本だけが持つ特殊な事情も書かれています。
 
今後アーティスト活動を日本で展開していくか、海外展開していくか悩んでいらっしゃる方は必読です。
 
 
 
読んでいて、結構レベルが高いなと感じました。
ホントに音楽業界の話になっています。
 
インディーズのスタートアップのミュージシャンには少々早いんじゃないか・・・、なんて思ってたらそんなことは無い!
 
後半に「新人バンド育成計画例」という付録があります。
10人から20人程度のファンがいるバンドを、2年かけて500人キャパのワンマンを達成する計画の話です。
 
これです!
僕が知りたかったのはこれですよ!
 
 
考えるべきことは7つ。
・プロモーション
・リリース
・制作
・自主企画、ツアー
・ライブ
・仕込み デモ製作
・ライブ売り上げ
 
これらそれぞれの項目について、2年後までの計画を立てる。
なるほど。
こんなに色々考えなければならない項目があったとは。
これらの計画の、時間感覚が分かるのがこの付録の最大のポイントです。
いつのリリースをするには、どのくらい前から準備を始めていなければならないか、など。
 
そして、徹底してやらなければならない事が書いてあります。
それは、チラシ撒きとSNSのフォロワー増やし。
 
これはもう徹底して、計画的にやらなければなりません。
SNSが苦手だというミュージシャンよ。
これはもう仕方ないです。
やるしかないです。笑
 
けど、どうしたってSNSがダメなミュージシャンもいると思います。
いていいと思います。
その場合には、メンバーと協力して何らかの仕組みを作るか、SNSをやらないメンバーは別のところで何か頑張るかなど、工夫していきましょう。
力を合わせれば乗り切れるはずです。
 
 
ちょっと脱線します。
ちなみに今江古田アコースティックレコーディングでは、
 

「パンジー関のTwitterフォロワー5,000人到達記念企画。Twitterのフォロワーを、とりあえず1,000人にする方法講座開きます。無料講座です。」

 
という企画をやっています。
ご興味がありましたら、ぜひご参加ください。
 
 
いや、ちょっと言い方がぬるいか。。。
フォロワーが1,000人いないミュージシャンは、なんとしても来てください。
無料講座です。
 
みんなのツイッターを見ていると、100人から200人くらいでフォロワー数が固定されてきているミュージシャンが多い様に感じます。
ツイッターを宣伝ツールとして活用しようと思っているなら、どうしてもある程度以上のフォロワー数が必要です。
どのくらい?
 
1万人は欲しいところです。
 
「パンジー、お前せいぜい5,000人じゃねーか」
 
そうですね。
けど誰でも初めは1人からです。
とりあえず1,000人目指しましょう。
 
1,000人の先には2,000人がいます。
2,000人の先には5,000人がいます。
 
ミュージシャン向けのツイッターのフォロワー増やしの他に、CDをどうやって売ったらいいのかというお話もできます。
フォロワーが5,000人以上いても、CD販売ノウハウを必要と感じているミュージシャンはぜひ来てください。
 
 
 
脱線終わり。
 
 
「新時代ミュージックビジネス最終講義」を読んで、日本の音楽業界がどうなっているのかを知りましょう。
海外の音楽業界がどうなっているのかを知りましょう。
それを踏まえて、自分のバンドが進むべき道をちゃんとメンバーで検討しましょう。
そして、まずは付録の様に500人キャパの箱をいっぱいにできる計画を立てましょう。
 
 

レコーディングエンジニア パンジー関の自己紹介動画です。

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